データとエンジニアリングのよもやま話

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No.10 Installation RStudio Server for RHEL 6

だいぶ暑さも和らいできましたが、日中は、まだ暑いですね..

このブログも、ようやく2桁目の記事を投稿することが出来ます。(笑)

さて、先日の「No.8 Installation R for RHEL 6」で、Linux環境へのRのインストール手順を説明してきたわけですが、いよいよRStudio Serverのインストールをしていきたいと思います!

環境は、前回と同じく、RHEL6.4(64bit版)を前提とします。

ところで、、

RStudio Serverとは何かと言えば、、

★ブラウザベースで、Linuxサーバ上のRを起動することが出来る、ものであるので、

・どこからでもRのワークスペースを参照可能

・データやRコードの共有

・複数ユーザが、パワフルなサーバのリソースを活用出来る

・RやRパッケージを一元的に導入や設定可能

というメリットがあるわけです。

※上記は、以下のサイトを大まかに訳したものです。

 RStudio Server: Getting Started

つまり、社内の分析環境を整えるのに、各メンバーに、

『はい、Rを導入して~!あっ、RStudioも導入しておくと良いよアタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ』とか、

『はい、パッケージはこれを推奨します、入れといてねジタバタo(><o)(o><)oジタバタ』などと言わなくて良いわけです。

『分析環境整えたから、ブラウザからアクセスしてね(`・ω・´)キリッ」で良いわけですww

まぁー、どこからでもアクセス可能だとかサーバのパワフルなリソースって話は、所属する会社のインフラ部隊に要相談だと思いますが。。

それでは、具体的な手順をみていきましょう!

Rは、Linux環境に導入済みとして話を進めます。

1.必要なrpmwgetで取得する

wget http://download2.rstudio.org/rstudio-server-0.97.551-x86_64.rpm

# 32bit版と64bit版があるので、ご注意を!(上記は、64bit版です)

2.Rstudio Serverをインストールする。

yum install --nogpgcheck rstudio-server-0.97.551-x86_64.rpm

# EPELが導入されていることが必要なようです。

3.インストール出来ているかの確認をする。

rstudio-server verify-installation

4.RStudio Serverの起動

rstudio-server start

5.システム起動時の自動起動の設定

chkconfig rstudio-server on

chkconfig --list rstudio-server

6.iptablesで、ポート番号8787の解放

iptables -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 8787 -j ACCEPT

service iptables save

service iptables restart

ここまでの手順が無事に済んだら、ブラウザからRStudioServerにアクセスしてみましょう!!

http://サーバIP:8787 #ポート番号8787を忘れずに!

ログイン画面が表示されたら、Linuxで設定しているユーザ/パスワードを入力してログインします。rootユーザは使用不可です。

そうすると、、

f:id:yuu_kimy:20130917144353j:plain

ブラウザ上よりRStudioが表示され、分析環境が整ったことになります。

いやはや、結構便利ですよ~★(笑)

まだ、設定やら何やらはありますが、いずれまたの機会に。

今回は、以下のサイトを参照しております。御参考までに。 

RStudio

CentOS 6.2 に R と RStudio Server をインストールする - hiratake55 の開発メモ

Running R and RStudio Server on Red Hat Linux RHEL #rstats « DECISION STATS