データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.11 Integration between Tableau and R. First, Set Rserve.

結局、昨年9月からの投稿以来、何もアップしておりませんが、、
まぁー、そこは事情を察知?して頂けたら幸いです。(笑)

本当は、MongoDB UniversityというMongoDBのWebトレーニングの受講状況や
その後を書いたり、色々と書いていきたいことがあったのですが、それも叶わず。。(あっ、MongoDB Universityは、基本のコースですが、認定証をゲットしました!)

さて、今回は、最近トライアルで使用しているTableauについて、Rとの連携について書いていきたいと思います。先ずは、タイトルにあるように、Rserveパッケージの導入から始めたいと思います。

【前提条件】
・既に、Rの環境があることを前提とします。(当然ながら..)

A.Windows環境の場合
①Rserveパッケージの導入

  install.packages("Rserve")

 それで導入はOKです。(笑)
②Rserveの起動

  library(Rserve)
 Rserve()

 上記のコマンドを実行し、Rserveを起動します。
 Windows上のタスクマネージャから、以下のように確認できれば準備OKです。

f:id:yuu_kimy:20140127184351j:plain

B.Linux環境の場合(今回は、RHELを想定しています)
①Rserveパッケージの導入

  install.packages("Rserve")

 ここは、Windows環境と同様です。
②/etc/Rserv.confの作成、設定(導入直後は、該当confは無いので要作成)

 remote enable  # ← ここは絶対必要!
 port 6311      # ← ポートは、デフォルト6311なので、変更したかったら、ここで定義

 # iptablesの設定は、環境に応じて設定をお願いします。
③Rserveの起動

 Rserve(args="--no-save") # 必要に応じて、パラメータは変更可能

 
ちなみに、両方の環境でいえることですが、Rserveを停止させるコマンドは標準ではなく、
Windowsであれば、タスクマネージャから直接プロセスを停止させる。
Linuxであれば、ps aux | grep Rserve 等でプロセスを表示させ、 kill -9 (プロセス番号)をするしか方法は無いようです。。

次回は、TableauとRの統合を実際にやっていきたと思います。

参考: Rserve - Binary R server - RForge.net

P.S
Tableauは、期間限定の試用版を利用することもできますよ~★
製品のトライアル版 | Tableau Software