データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.25 The most quickly way to get started RStuio Server.

かなり久々の更新となります!(苦笑)
今回は、前回からの趣を変えて、AWS上でRStuio Server環境を構築してみます!

去年のエントリで、既にRStudio Serverの導入手順を書いておりましたが、
あくまで、自前でサーバを用意する場合を想定していました。

これはこれで、環境を作る良い勉強にはなるのですが、結構大変でした..汗
なので、お手軽にRStudioServer環境を作るには向いていない手段です。

そこで、お手軽に構築、且つ、どこからでも利用できる個人的な環境が欲しいな~と思っていたら、
そんな夢?のある手段がありました!!!(笑)

おそらく最速でRStudio Serverを利用開始する方法

なんと、AWSのEC2サービスのAMI(Amazon Machine Image)には、RStudio Serverがあるとのこと!
これは素晴らしいってことで、早速試してみました。
手順は以下の通りです。

AWSアカウントの作成
・サインイン
AWSのメニューから「EC2」を選択
 # [Region]は、「Asia Pacific, Tokyo」を選択(画面右上から変更可能)

・[Create Instance]の「Launch Instance」ボタンをクリック
・[1.Choose AMI]で、以下のAMIを検索する
 # Community AMIsタブの検索で「ami-658da164」を入力すると、画面のようなAMIが表示される
 # AMIのIDについては、RStudio Server Amazon Machine Image (AMI) - Louis Aslett を参照

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・[2.Choose Instance Type]で「Micro instances」を選択(一先ず、最小構成を選択)

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・あとは、3.~5.はデフォルトのままで進める。
 # [5.Tag Instance]は、自分が分かり易いKey-Valueを入力しておく

・[6. Configure Security Group]では、「Security group name」を入力
 また、Type(注:プロトコル)は、「HTTP」を選択する。

・[7.Review Instance Launch] で設定内容を確認し、「Launch」ボタンをクリック

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・[Select an existing key pair or create a new key pair]ダイアログが表示されるので、
 →「Create a new key pair」を選択
 →「Key pair name」に鍵ペア名を入力
 →「Download Key Pair」をクリック(必ず、Launchする前にダウンロードしておくこと)

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インスタンスのLaunchingの後、[Instance Status]が「running」になっていることを確認。

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さて、これだけで環境は整いました!!(早ッ!!!)

早速、AWS上のRStudio Serverにアクセスしてみましょう。

・Descriptionタブの[Public DNS]を参照し、コピー&(ブラウザに)ペースト
・[RStuio Server]のサインイン画面が表示される
・rstudio/rstudioでサインイン可能!(ここはデフォルトみたい..)

はい、RStudioがブラウザ上に表示されました。
早速、お決まり?のクラスタリングを実施してみました。(笑)

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本当に、サクッと環境が出来てしまうので、パパっとR環境が欲しい方はおススメです。
もう少しイジリたいですが、それは次回にでも。。