データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.8 Installation R for RHEL 6

こんにちは、今日も暑いですね..

昨日は、渋谷に行っていたのですが、押し寄せる人の波に負けそうになりましたww

あっ、昔関わっていた金融機関の支店を見つて、当時を思い出したり(棒読み。笑

さて、本日は、タイトルにあるようにRHEL6に統計分析ソフトの「R」を導入する手順をお話していこうかな、と思います。丁度、試験用の分析環境を構築しており、整理も兼ねて、ブログに書いていきたいと思います。

参考1:無料統計ソフトR

今回の対象Linuxは、RHEL6.4(64bit版)となります。

なお、いくつかのサイトを参考にしておりますが、Rのインストールでは、基本的に、以下のサイトに準拠しております。

参考2:Installing R in Linux - Jason A. French (RedHat EL6 (or CentOS 6+))

1.EPEL(Extra Packages forEnterprise Linux)のインストール

先ずは、EPELをインストールします。以下のサイトが参考になるかと思います。

参考3:【メモ】EPELリポジトリをRed Hat Enterprise Linuxで使うには | Pocketstudio.jp log3

以下は、上記サイトからの引用です。

EPEL は “Extra Packages for Enterprise Linux” の略。すなわち、Red Hat Enterprise LinuxCentOS 向けに、Fedora Project によって開発・テスト・改良されているパッケージ群を使えるようにするためのリポジトリ

RHEL5用と6用、そして、32bit/64bit版でパッケージが異なるので、注意が必要です。

ワタクシは、RHEL6系、64bit版環境なので、以下のURLからwgetしています。

wget http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

2.パッケージのアップデート

参考2のサイトに従って、yum updateの実行をする。(アップデート可能な全パッケージのアップデート)

※ちなみに、プロキシサーバを設定している場合は、/etc/yum.confに、「proxy=http://プロキシアドレス:ポート番号/」の設定が必要なのでご注意を!!!

3.Rのインストール

ここまで来たら、後は、Rをインストールするだけです。

yum install R

※ワタクシの場合は、Rのインストール中に、別途パッケージの依存関係が生じ、とあるパッケージを導入してから、再インストールしています。

Error: Package: R-core-devel-3.0.1-2.el6.x86_64 (epel)
Requires: texinfo-tex
You could try using --skip-broken to work around the problem
You could try running: rpm -Va --nofiles --nod

どうやら、texに関係するパッケージが必要だったようで、別途、以下のパッケージを導入して、対処しました!→ yum install texinfo-tex-4.13a-8.el6.x86_64.rpm

ここまで来たら、実際にRを導入してみましょう~♪

適当なディレクトリにワークスペースを作成し、コマンドライン上に「R」と入力すれば、、、

f:id:yuu_kimy:20130831151456j:plain

と、こんな感じに起動されます。

さぁー、頑張って、Rで統計分析していきしょう~★(笑)

P.S

次回以降は、RStudio Serverの導入手順を書いていけたら、と考えております!