データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.7 HEMS of Concept and Present condition

では、本日は、引き続きHEMSのお話と参りましょう。

先日のブログ(Note.4 A Home connected DEVICES)では、

HEMSとは、

これは、各種センサや計測ユニットと家電等を結びつけ、家の中でエネルギー(を管理する)ネットワークを構築し、省エネに役立てていくものです。

ただ、現状としては、各種センサや計測ユニットを介して取得されてくる色々なエネルギー消費データをもとに「エネルギーの見える化」を行うのがメインとなっているなーと感じています。

とご紹介してきたわけですが、、、

どうにもイメージが湧き辛い書き方をしていた感があります。

もう少し具体的なところを説明していきたいと思います。

..という訳で。再度、某企業様の資料を拝借したいと思います。(笑)

# 家電領域が強いので、HEMS分野でも強いな、とワタクシは感じています。

ECOマネシステム(電気・ガス・水 計測タイプ) | ホームシステム | 商品ラインナップ | 電気設備まるわかりサイト「ソナエ」 | 個人のお客様 | Panasonic

さて、システム概要図をみていきましょう!!

# 上記のPanasonicのサイトから参照させて頂きました。

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うん、何やら色んな機器類が接続されてますね!(←見たまんまの説明ww

簡単に申せば、、

・分電盤を監視するユニットを設置し、電力データを取得する

・各種メーター(パルス)を監視するユニットを設置し、ガス等の消費データを取得する

・ルータ等を介して、取得されたデータがセンターサーバ(クラウド)上へ蓄積される

・蓄積されたデータは、何らかの集計等が実施され、各家庭の端末(PCやモニター等)へ配信される

といったところでしょうか。

# 上記の説明は、あくまでP社の例を元に説明しておりますので、それぞれの企業で

  ユニットの名称等は異なりますが、基本構成は、ほぼ同じです。

# HEMSだけというよりは、太陽光発電等も組み合わせて、エネルギーの消費データだけではなく、自宅での発電状況も合わせて見える化するケースが多いですかね~。

  (太陽光発電がやっぱり多いような。。)

つまりは、、

・先ず、エネルギーの消費状況を常に監視し、そのデータを集め、蓄積する。

 (←ここが基本!!)

・蓄積データを何がしかの省エネ等に活用する

 (←現在は、「見える化」が主流。)

というわけです。

更に、家電も接続すれば、その家電の消費電力や制御も可能になるというわけです。

あれ?その方面もP社は、PRしていたような。。(←やっぱり強いですね!!

では、「見える化」は何かといえば、、

我々は、普段の生活から見える化をしていますが、それと同様です。

例えば、

・ダイエットをしている人 → 日々の体重をチェックし、視覚化(≒グラフ化)する

・売上を管理している人  → 日々、月次の売上高をチェックし、視覚化(≒グラフ化)するetc..

という具合に何がしかのことをしているかと思います。

それと同じように、HEMSでも、蓄積されたデータを元に、

「エネルギーの見える化」が提供されています。

こちらの見える化についても、各社、様々な見せ方を採用しておりますが、

私が知る限り、住宅のイメージ図の中に、消費データ(電力等)と発電データを図式化して、住宅内のエネルギー収支状態を表示するものが多いと感じています。

つまり、エネルギーの住宅内における収入(発電や買電)と支出(消費)のバランスですね!

# あと、キャラクターを配置して、消費状態や発電状態によって、何らかのアクションをさせるものもありますね!

さて、本日はここまでにしておきたいと思います。

次こそは、HEMSの課題について書いていけたらと考えております。

P.S

そうそう、今って、HEMS導入時に補助金が出るってご存知ですか?

気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね。