データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.34 Data Analysis for Solving Problems

先日は、結構、支離滅裂なことを書いていましたが、背景としては、金融市場におけるダークプールの台頭、及び、それが個人の投資活動にどう関係してくるかを考えたく、まずは、ダークプールについてまとめてみました。

yuu-kimy-note.hatenablog.com

改めて、ダークプールがどうなっていくか?やどう関わってくるか?等は今後まとめたいと思います。

さて、本日は、問題解決のためのデータ分析について少し書いてみたいと思います。

昨今、データ分析・活用について関心がない企業はほぼ無いでしょう。
恐らく、「データを活用したい!」だとか「人工知能をもっと使っていきたい」云々と、色々とあることでしょう。

ですが、一旦、落ち着いて、まずは、以下の書籍を読むことをおススメします。

問題解決のためのデータ分析

問題解決のためのデータ分析

上記の本は、難しい統計学の理論も流行り?のDeep Learningも一切載っていません。笑

ただ、問題解決にあたり、状況を的確に把握し、解くべき問題を明らかにし、データ集めから分析といった一連の流れを分かり易く説明してくれています。
ちなみにですが、「分析」とありますが、基本は、データを集計しグラフを作成するぐらいです。(少し相関は登場しますが..)

込み入った議論をすれば、いくらでも難しく考えることはできますが、本来、データ分析とは、本書に書かれているものが基本だと考えています。

あくまで、ビジネスを推進する上でのツールであり、目的ではないからです。

それを丁寧に教えてくれるのが本書ですので、データ分析により問題解決を考える方は、ぜひ一読を!!
実際のビジネスシーンにあり得そうな売上の減少に対して、ロジックツリーを作成し、そこから仮説や打ち手案を考えつつ、データを分析して、次のアクションに繋げていく思考プロセスは、結構活用できる内容だと思います(^_^)/

補足

勿論、状況によっては、結構精緻な予測モデルが必要だったりしますので、時と場合に因り、データ分析の方向性は変わってきます。(言わずもがなですが..)