データとエンジニアリングのよもやま話

データ活用が推進できるためのエンジニアリングに関するブログの筈..

No.32 A Visualization of Network Routes

またまた久々のブログ更新です。笑

結局、忙しさにかまけて、完全に放置していましたが、
今年は、もう少し更新していきたいと思っています!


今回は、Tableauで↓こういうもの↓を作ってみたという内容です。

f:id:yuu_kimy:20170313235213p:plain
github.com

国際線の飛行ルートではないですよ!!笑

これは、WEBサービスへアクセスした際のネットワーク経路を可視化したものです。

正確には、コマンドプロンプト[tracert]コマンドの結果の経路上のグローバルIP
緯度・経度に変換して、Tableauの世界地図にマッピングしたものです。

ちょっとは面白い結果になったかな、と。。


さて、用意するものとやり方は以下の通りです。(レシピ風ですww)

◆用意するもの
Windows環境(又はMac環境)*1
・Tableau Desktop

◆やり方
①気になるWEBサービスに対して、tracertを実行する

tracert www.slideshare.net > tracert_log_1.txt

上記を実行すると、以下のような結果が出てくる筈。
f:id:yuu_kimy:20170314002050p:plain

グローバルIPから緯度・経度を割り出す ※以下のWEBを活用しました!
DB-IP - IP Geolocation and Network Intelligence

例えば、上記のIPを入力すると、以下のように分かる!
db-ip.com

③上記②で得た結果をデータセットとして整形する ※Excelで頑張って作業しました。苦笑

よくよくDB-IPのサイトを調べてみたら、データのDLサービスやAPIが公開されていた..汗
緯度・経度まで情報を取得するには課金が必要みたいです。
ライセンスに考慮して、どのIPに対する緯度・経度かはTableauでは見えないようにしています。気になる方は色々と調べてみてください。

④Tableauで緯度・経度を元に、世界地図へマッピングする ※詳細は省略します。


今回は、有名どころの海外サービスを幾つか可視化した程度ですが、
もう少しサンプルを増やすと、どこへアクセスが集中しているなどの結果が分かって
面白いかもしれませんね。

*1:Macの場合は[traceroute]コマンドを利用